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親子山*北八ヶ岳・北横岳2470m*縞枯山*2403m | ![]() |
親子山教室で北八ヶ岳の北横岳に行く計画が大分前から進められていたが、急に親子山の 主催者である流水麺さんがどうしても外せない用が出来て行かれなくなってしまった。 そこで二転三転したけれど延期した日に行かれない人がいたので予定通り行くことに決定 して岳童のリーダーとサブリーダー達が連絡を取り合いながらこの日を迎えることが出来た。 天気はまずまずで長野県の茅野駅集合と言うことでSiさん親子、Saさん親子と私は特急あずさで 行くことにしSuさん親子は相模湖まで車で行き相模湖から普通電車、Aさんは普通電車で茅野駅で 集合した。先に着いていたSuさんが全員のバスの切符をかっておいてくれたので全員座ることが 出来た。バスの中から見える風景は全然雪のない町である。これが雪国なのかと少々不思議。 |
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バスは登山客で混んでいて立っている人達も相当いた。 1時間ほどバスに揺られるが雪国らしくなく町は全然雪がない。 ピラタスロープウェイに到着すると駐車場には沢山の車が止まっている。 ロープウェイの切符を買って乗り込むがスノボーやスキー・スノーシューの人で 身動きが取れない。山頂駅に着くと景色は一変して銀世界が広がっている。 今年はスノーシューの人達が多い。山頂駅でトイレを借りるが中に入ると暖房が きいていて暖かい。手荒い水も暖かいので有難い。使用料50円と書かれているが ロープウェイを利用した人は無料である。 今回参加した子供達はRi君(小3)Hiちゃん(小2)Ta君(小1)の3人である。 Ri君とTa君はアイゼンをつけると雪が嬉しくて走り回っている。 |
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12:03 キツツキの案内板で アイゼンを付けて準備OK 夏に親子山で来た時もここで 写真を撮った。 アイゼンを付けるのは初めて と言う人達がほとんどである 子供達は4本爪か6本爪 大人も6本又は8本爪だ。 私は10本爪である。 ヤッホーの隊長があざみさんは 小さいから足に負担のかからない 軽いのがいいからカシンがいい ですよとアドバイスがあり購入 したアイゼンである。 |
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風の来ない坪庭のはずれで昼食にすることにする。 茅野駅のバス停のところで買ったおにぎりやエビフライで食事をし 食べ終わったエビフライの尻尾とエビのシッポを比較したりする。 |
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夏に来たときは沢の下の方にイワカガミが一輪咲いていた。 Ri君とそんな話をしながら登山口へと向かう。 |
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食事の後なんとなく元気がないなぁと思っていたらお腹が痛いと泣き出した。 でもまだトイレには行くまでではないらしい。様子を見ながら行くことにする。 Suさんからこのあたりから縞枯山荘が見えましたよねと声がかかる。 まだもう少し先で見えるはず。 |
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青い屋根の縞枯山荘が小さく見えてシュノーシューの人たちだろうか? 登山道の脇にはストックで目をつけ口をつけた顔が出来ていて子供達も 同じように顔を作って遊びながら登って行く。 |
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14:00 Ri君の「小屋が見えた」と言う声がする。「えっ、もう着いたの」と あまりの速さに驚いた。この前はもっと時間がかかったような気がしたのにあまり にも早すぎる。三ッ岳分岐から数分しかたっていない。 |
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14:01 ヒュッテの周りの風景 素晴らしい雪景色。 ここまで来たかいがあったと感激。 静まり返ったヒュッテの周りを ずっと見ていたい。 |
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14:20 北横岳山頂へと向かう ヒュッテに着いてまずは山頂へ 行くことにする。ザックは自分達の 部屋か外に置く事になっているので 外のテーブルに置いて行く事にする。 ザックを背負っていないという事は すごく楽だなぁと誰かが言っていた。 17分で山頂に着いた。 |
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山頂に着くといつものことであるが風が強くてガスがかかり周りの展望は ない。大きなエビノシッポが出来ていて記念写真を撮る。 写真だけ撮って寒いし何も見えないので下ろうとセルフタイマーをセットしようと しばらくセルフを使ってないので操作を忘れてしまった。結局Suさんのカメラで 撮影した。これは私のカメラで撮影したもの。 |
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14:40 記念写真 |
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![]() 裏メニューでヒュッテの奥様がいる時は ケーキがあるとSaさんが言うので奥様に 「ケーキありますか?」と聞くと余らせる のは嫌なので予約分だけ作ると言う事で 3個ありますとのこと。さっそく頂く事に する。食事前なので皆で少しづつ頂く。 リンゴケーキで上品な味で美味しかった。 |
![]() 雪がすっかり気に入って雪とたわ群れ 大人達はストーブの前で談笑する。 二人は呼ぶまで外で遊んでいた。 |
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こんなにいっぱいあって食べられるのかと 不安になるが皆結構食べて完食出来た。 全部食べないとうどんを出してくれない のだ。いつもヒュッテのご主人は「全部 食べないとうどんは出せないよ」と言う。 2玉ゆでて入れて下さったが綺麗にこれも 完食した。満足満足!昨年の夏はすき焼き だったので期待したが今年は野菜たっぷりの よせ鍋でいい味だった。付け合わせの山芋や キューリと昆布の取り合わせも美味しい。 |
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5時すぐに起きだし北横岳山頂へ行きたい人だけで行こうとなったが全員参加。 まだ夜明け前だがヘッドランプをつける必要はない明るさだ。一応全員用意。 アイゼンをつけ出発前に写真を撮りSuさんを先頭にRi君、Taちゃんと続く。 昨日の登っているので登山道はよくわかっていて不安はない。 風景を楽しみながら登る。動物の足跡があちこちに着いている。 |
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山頂はガスっていて展望もないし風が強くて寒いのでゆっくりすることもなく そうそうに下山する。夏は急登で難儀するが冬は急登でも段差がなく歩き易いので 17分ほどで南峰に着く。下りも北峰から17分ほどで下山する。 雪の上に寝転がったり自然の滑り台で楽しんだりと登山道は遊び場である。 戻って食堂に行くともう他の人たちはほとんど終わっている。 ヒュッテのご主人が特別に子供達にとデザートを出して下さった。 「うまい」「美味しい」と嬉しそうに食べている。 |
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9:30 コーヒーを頂く |
登山道からガスでぼんやりと縞枯山荘が見えてきた。ここで休憩しましょうと 言うことで中に入れて頂きストーブの周りでコーヒーや甘酒で団をとる。 縞枯山荘の女の方がお客さんを連れてテレマークスキーへ案内するという。 子供達はやりたいと言って装備を見に女の方に着いて行き色々説明を聞いている。 一服すると子供達はSuさんの持ってきたマットでそり遊びに興じる。Aさんが 子供達を見てくれるということでSuさん。Siさん、Saさんと私で縞枯山に 登ることにする。後日来る流水麺さんが雪の状態や登山道の様子を見てきてほしいと 言われていたのだ。登山道まではズボッと入ってしまう歩きにくい道を進む。 |
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9:54 マットのそりで遊ぶ子供達 風があるのでマットが 飛ばされたりして追い かけたり秘密基地が あったりするらしい。 この秘密基地が大変 おもしろかったようだ 我々が戻ってくるまで 遊んでいた。 子供達は走り回っていて 寒さも感じないだろうが お守のAさんご苦労様 |
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10:05 分岐から右の折れて縞枯山へ出発する。樹林帯へと進むと急登になる。 途中団体さんに出会い「山頂は素晴らしいですよ」と声をかけてくれる。 夏は大きな岩がゴロゴロしていて歩きにくかったが雪もしまっていて歩き易い。 ザックも背負ってなくて歩き易いこともあり20分で縞枯山山頂に着いてしまった。 以前冬に登った時はアイゼンもつけないで滑りやすい雪だったのでもっと時間が かかった記憶がある。山頂はガスで何も見えないので見晴らし台まで行かないで 下山することにする。木と言う木にはエビノシッポがびっしり出来ていて美しい。 10分弱山頂で美しい風景を見て下山する。Siさんが走って下りていいですかと 行ったかと思うとあっと言う間に姿が見えなくなってしまった。我々はゆっくり 下山することにする。もうすぐ登山口と言う頃真向かいの山の中腹で大きく手を振る 姿が見える。「あれ、Siさんじゃないですか」とSaさん。 走り下った勢いでそのまま向かいの山に駆け登ったらしい。すごいなぁ。 ゆっくり下ったが13分で登山口に到着する。 |
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縞枯山から戻ってくると子供達は元気に走り回っている。 この山荘の一室を借りて昼食にする。風をよけられるので暖房がなくても嬉しい。 ザックはスキーなどを入れてある小屋に置かせて頂く。ガスでラーメンを作り昼食とする。 食事も終わりロープウェイ乗り場へ出発する。子供達はまだ雪の上で遊んでいたいようだ。 |
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14:25 あずさの車中にて 楽しかった雪山体験も 無事に終えて車中の人となる。 もっといたい。又来たいと 言う人ばかりで私も機会が あったら本当に又来たいなぁ ご一緒させて頂いた皆さんに 感謝します。 |