もうずいぶん前に読んだ 高橋治氏の「風の盆恋歌」が忘れられなくて,
一度は風の盆を訪ねてみたいと思っておりました。今年はちょうど
風の盆が土、日に当たるので早速ツアーに参加する事にしました。
宣伝も行き渡り土日とあって大勢の人出でした。
30万人との事で電車を待つのも2時間待ちと言う事です。
早めに繰り出したのですが、流しは何処にいるのやら?
八尾は坂の町、そして水の町と「風の盆恋歌」で知っていました。
その坂の町を流しを求めて登ったり下ったり何度も繰り返しです。
でもなかなか出会うことが出来ません。
せっかく来たのだからそれを見ないで帰るわけにいきません。
もう一度いってみようと言う事に成りやっとめぐり合うことが出来ました。
胡弓の音色と三味線の音がマッチして素晴らしい。
高橋治氏の「風の盆恋歌」は一口に言うと不倫の話です。
でも作者はおわら風の盆を書きたかったのだと思います。
八尾の町を実に細かく書いていらっしゃいます。八尾の町は
家と家がくっついて建てられています。そして大抵の家は
玄関を開けてい年に一度の風の盆を楽しんでいるようです。
風の盆は遅くなってからの方が、良いということです。
何時の日かもう一度ゆっくりと本当の風の盆を尋ねたいと
思いながら帰る事にしました。
![]() |
![]() |
![]() | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
童心に返って |
![]() | ![]() |