親子山*岳童*北横岳2472.5m〜蓼科山2530m縦走 |
親子山教室での学童の第3回目は北横岳から蓼科山縦走です。 以前から登ってみたいと思っていたのですが蓼科山にはまだ登っていませんので 楽しみです。でも親子山教室の主催者である流水麺さんが先日下見に行って下さって 相当大変な山とブログでお知らせがありました。 8日の朝にもどの岩に足を乗せたらよいのか判断に迷うと言うような事を言われ、はた して私に登れるのだろうかと不安になりました。子供は結構岩登りのような事が好きですが 問題は大人であり、私であると本当に不安でした。 |
1日目の北横岳は夏・冬の季節に行っているので心配はありません。 2日目が何と言っても大変な1日になりそうです。 北横岳(北峰)から亀甲池までの標高差が445mです。予定では1時間30分位で下ります。 亀甲池から将軍平(蓼科山荘前)迄は530mの標高差を1時間40分かけて登る予定です。 インターネットで見ると大きな岩がゴロゴロしているようです。 蓼科山山頂から登山口までは810mの急坂を下ることになります。 はたしてどのようなことになることでしょう? |
![]() |
![]() |
茅野駅に到着すると流水麺さんが待っていました。電車の中からメールで連絡を 取り合っていました。Suzuさんは車でピラタスロープウェイで待っているとか。 バスの切符を購入してバス停に並ぶが大勢の人が並んでいる。1時間くらいかかるので 座りたい。全員座ることが出来ました。ピラタス蓼科ロープウェイに着くとSuzuさんが 大分早く着いて待っていてくれました。さっそく切符を買ってロープウェイに乗り山頂駅 へと向かいます。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
今回は縞枯山荘をやり過ごし縞枯山の分岐の所で昼食にします。 以前来たときは縞枯山荘でコーヒーを頂いたのでした。山頂駅では大勢の人がいるので 分岐で昼食にすることにしたのでした。アキノキリンソウやシナノオトギリの花が咲いています。 |
![]() |
![]() |
昼食を20分位取って再び山頂駅へと引き返します。キツツキの所で今日と明日の説明があります。 北横岳ヒュッテまで行きますが岳童では夏・雪の季節にもきておりますのでコースはわかっているので 大丈夫ですが明日が問題です。坪庭では「この辺りはエビノシッポが綺麗だったね」と話しながら歩きました。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
坪庭から1時間と言う指導表があるが50分でヒュッテに到着です。 途中、今日はいつもより早い歩きだねと話していたがやっぱり 予定より10分ほど早く到着です。今日は北横岳山頂には行かず明日のために 体を休めます。荷物を部屋に入れて我々数人で七ッ池へ行ってみることにします。 SuzuさんとSioさんは明日のために亀甲池まで行ってくると言うことです。 |
![]() |
![]() |
14:22分に雨が降りそうなので傘を持ち数人で七ッ池へ出発します。 ゴゼンタチバナの花が沢山咲いています。 七ッ池に着いたらゴロゴロと雷が鳴り出しました。山の雷は怖いので 大急ぎで戻ることにしました。ヒュッテに着く頃雨がポツポツ降り始めました。 |
![]() |
![]() |
![]() |
誕生日ケーキ 流水麺さんの誕生日と言うことで Saiさんがヒュッテの女将さんに お願いしておいてくれました。 ローソクはNakaさんの奥さんが ご主人に持たせてくれて 素晴らしい誕生日ケーキが 出来ました。みんなで《happy birthday》を 歌ってお祝いしました。♪♪♪ 52と言うのがローソクです。 |
![]() |
八ヶ岳の日のプレゼント 8月8日は八ヶ岳の日と言うことです。 北横岳ヒュッテから各人にプレゼント がありました。アミノ酸の子袋と お箸がプレゼントされました。 箸入れの柄はそれぞれ違うのですが 和服柄でした。 大事に使わせて頂きます。 |
このヒュッテの食事は美味しいし、量もとても多いのですが子供達も 沢山いただいたようで完食でした。スイカもたくさん出して頂きました。 荷揚げするのが大変だろうと思います。「豆腐が重い」とご主人は おっしゃってました。雷の時はストーブのそばには寄らないようにと言う 事です。煙突が避雷針の役目をするのだそうです。 御主人が撮った写真を見せて頂きました。至近距離から撮ったというカモシカの 写真もあり迫力満点でした。残念ですが「ヤナギラン」はありませんでした。 部屋の戻り「ゴロゴロ・ピカッピカッ」を感じながら8時には就寝でした。 途中何度か目をさましましたが、静かでした。 |
![]() |
4:52 出発の前に皆で北横岳ヒュッテをバックに記念撮影 2日目の朝4時起床。子供達もサッと起きて身支度をする。 昨日元気のなかったTakuちゃんが熱を出して今日はヒュッテから下山することになりました。 ヒュッテへの登山道で元気がなかったので体調が良くなかったのかもしれません。 昨日は雷と稲妻が凄かったけれど今日の空は大丈夫そうです。 流水麺さんが今日の説明をしてしっかり心に刻んで出発です。 |
![]() |
![]() |
![]() |
5:08 雲海が素晴らしい 南峰には誰もいなくて静かです。 風の強いところですが今日は 寒さを感じません。 北峰の方が少し高いのでそちらで 記念写真を撮ることにして出発です。 |
![]() |
流水麺さんが体調の良くない人はここから引き返した方が 良いので誰もいませんか?と呼びかけますが皆大丈夫の様です。 ここから亀甲池まで445mを下ることになります。 雨がポツポツ降り始めたので雨具を付けて下ることにしました。 |
![]() |
北峰より蓼科山を望む 長野県中東部、八ヶ岳連峰の北端にある山 標高2530メートル。富士山型火山で 南方は八ヶ岳連峰に続くが三方は広大な 裾野を形成し、諏訪富士ともよばれる 八合目あたりまでは富士山型であるが その上は鐘状火山の形式を示している 頂上は岩石が多く、蓼科神社の奥社がある 富士山、日本アルプス、浅間火山などが 展望できる。山頂付近はハイマツが多いが 山腹はカラマツやダケカンバ、シラカバ などの樹林である。北東の裾野は東蓼科 高原、南の裾野は蓼科高原とよばれる 蓼科温泉や大河原(おおがわら)峠からの 登山コースがあり、約2時間の行程 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
今までのように手をつないで歩くということはできません。 親が先に行ってそのあとを子供が歩くというのがいいようですと 流水麺さんのお話でした。どの岩に足をおろせばよいかと言うことを 見極めなければなりません。浮き石に乗れば大変なことになります。 慎重に下りますがあまり時間をかけていては暗くなってしまいます。 |
![]() |
![]() |
今回私は中間を歩くことにしました。 なぜなら中間を歩けば目を歩く人達も後ろから来る人達も撮ることが 出来るだろうと思ったのです。重装備の若者とすれ違いました。 聞くと3泊の予定だということです。若くなければ出来ないことですね。 大きな岩や木の根が張り出してどこに足をおろそうかと言う登山道です。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
6:58 可愛らしいキノコの兄弟 前の方では何か見つけたらしく 写真を撮ったり触ったりしている。 「何があるの?」と言うと「スポンジ」 近寄って見ると美しい柔らかそうな 苔が一面に生えて光っています。 やっぱり私も1枚写真に撮りました。 亀甲池が近くなり平坦な登山道には キノコが並んでました。 誰もが「可愛らしい」と思わず言って しまいます。 大きな岩がある登山道でしたが苔むした 風情のある静かな登山道でした。 |
![]() |
![]() |
大きな岩のある登山道が続きましたが予定通り1時間半くらいで亀甲池に 到着しました。子供も大人もみんな元気です。 亀甲池で朝食です。北横岳ヒュッテで作って下さったお弁当を頂きます。 時間もあまりないのでさっさと頂きます。子供達はそれぞれ岩を占領して お弁当を広げてます。私もしっかり頂くことにします。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
苔むした登山道もここまででこれからは大きな岩を登らなければなりません。 草の中にイチヤクソウが咲いています。 |