お盆休みの初日御岳山は如何でしょうかと声を掛けて頂き レンゲショウマはどの位咲いているかと楽しみに出かけた。 御嶽駅に着きバスに乗る人の行列が出来ている。やはり レンゲショウマを見に来た人が多いのだろう。 |
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9:20↑
御嶽駅からバスに揺られること10分でケーブル下に到着するがケーブル乗り場までが 結構きついのである。この坂を登りホッとするまもなく、ケーブルには乗らず歩く事にする。 御岳山には何度も着ているがこの坂道を歩くのは初めてのことである。 登山道9:22↑ 舗装された道を歩くがこの坂も結構きついのぼりである。登っているのは子供達か若者ばかりだ |
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9:32 うまたてば 昔名由来: ここは、馬を休ませておく場所(休憩)であったようです。 電車も車もない時代、人の旅は歩くのが殆どでしたが、荷物の 運搬は「馬」が使われていました。ケーブルカー開通(昭和10年) 以前御岳山には人間のみならず馬も登山をしていました。 廿八丁このうまたてばが廿八丁に当るようです。 うまたてばの立て札の隣にかかれています。 |
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この場所より少し上が中間点のようで 下から登ってきたケーブルカーが通り 過ぎて上からのケーブルカーが通過 |
10:03 なかみせ 昔名由来 ここらでちょっと一休み。 昔ここに「なかみせ」というお茶屋が ありました。ここは滝本駅から御師集落 入口まで約2.8kmのちょうど中間地点に あたります。 |
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10:07 だんごどう 昔名由来 昔はここにお堂がありあちらのお地蔵さんが (八大地蔵)安置されていました。昔の人は このお堂を「団子堂」と呼んでいました。 お地蔵さんは今も昔もここを通る人の道中の 安全を願いながら微笑んでいます。 |
10:15 じゅうやっくぼ この辺りはじゅう薬(ドクダミ)が沢山生えていた 窪地だった為こう呼ばれた。ドクダミは食べては 解熱、解毒に良く塗っては虫さされ、虫除けに 煎じて飲めば風邪や便秘に効く「十薬、重薬」と 書かれる様に薬草として大切にされてきました。 きっと旅には欠かせなかったでしょうね。 |
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10:16 だいこくのお 「大黒の尾根」が省略されて、この ように呼ばれるようになったようで す。昔は見晴らしが良い尾根だった ようですが、今は杉の木が高くなり 展望はありません |
10:21 あんまがえし この辺りは少しだけ下り坂になっています(気がつきましたか?) かつて盲目のあんま師が「ここが頂上だ」と勘違いして引き返して しまったと言う言い伝えがあり「あんま返し」と呼ばれるように なりました(皆さんは引き返さないでくださいね) |
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10:21 タマアジサイの登山道 舗装道路を黙々と登りますが、いろいろ立て札があり そこで一息入れるという感じです。登山道には時々 花が咲いていますが今は少ないです。タマアジサイが 咲き始めてブルーの綺麗な色をしています。 「山の神は家にも一人いるよ」なんて冗談を言いながら 立て札を読みました。 |
10:23 やまのかみ ここには「山の神」が祭られています。 昔の人はここを、山上の世界とふもとの 世界の境界と考えていたようです。 神様をおまつりし、境界の内側に災いや 病気が入ってこないように祈りました。 |
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10:26 くろもん ここは神社の御師集落の出入り口です。 かつては、ここに「黒い門」がありました。 登山の方へ ようこそ ごゆっくり 下山する方へ お気をつけて またどうぞ と書かれている。杉の木もここを 1としている。登山口の辺りの杉の 番号は700台の番号がついていた。 |
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キヌタソウ 果実の形を布を叩いてやわらかくする 砧に見立てたもの。山地の林縁に生える 多年草。高さ30〜60cmになる。葉は4個 輪生する。花冠は2.5mmで先は4裂する。 花期は7〜9月 |
ヤマジノホトトギス 林内に生え、高さ30〜60cm 花被片は反り返らない。ヤマホトトギスは 花被片が強く反り返る。 御嶽山の花の本を独自で出していると言う 方が説明していたので良い勉強になった。 |
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11:02 レンゲショウマとともに 群生している様子を撮りたくても 難しくてなかなか撮ることが出来 ない。がまぁ、仕方がないと諦め ここら辺りで山へ向かおう。 |
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11:22 神代ケヤキ 急な舗装道路になっているが 暑い中登るのは大変だ。 大きな木で修理されているが 元気に枝葉を広げている。 |
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道を抜けると神社である。強い直射日光を受けて 登ってきた所に「氷」と旗がひらめいている。 食べたいねぇと言いながら素通りする。 |
今は夏休みなので宿坊に泊って 何かをやろうという家族連れや 若者が多いようだ。 |
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11:34 長尾平より高岩山を望む 高岩山は初めてだがここからは 建物が山頂に見えている。 ロックガーデンは帰りによる事に して杉木立の中を進む。 |
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11:40 天狗の腰掛け杉 御嶽山の名木巡り 九番 樹齢 推定350年 江戸初期 樹高 60米 目通り 6.5米 |
12:06 避難小屋 中で休憩している人達がいる。ここから足場が悪く なり石がゴロゴロしている。途中ギンバイソウと思われる 花が咲いている。 |
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サワギク |
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数年前も雪の時期に登ったことがあったがこんなに きつく感じなかったように思う。やはり年かな? ここで大岳山に行くか高岩山に行くか決断する 単独の男性がやはりきついなという顔で登って来たが 大岳山に行くとのこと。我々は高岩山へと進む。 |
途中分岐があり左に進むと岩があるコースと 右に進むと巻き道になっているコースがあり ここは合流地点である。 |
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12:45 山頂直下の岩 やがて大きな岩を超えていくようになる。 山頂が近いことを思わせる。 |
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12:50 高岩山展望台 先客が2人いた。ここはまさに360度の 展望が期待できる。長尾平から見えた 建物がこの展望台である。入口方面に 大岳山がすぐ目の前にあり、そこから 右に奥の院、御岳山、日の出山、 馬頭狩尾根である。 さっそくお腹もすいたので昼食にする。 やっぱりビールで乾杯!! お酒もそこそこにして昼寝と洒落込むか とばかりに一人はベンチに横になる。 都会は暑さでうんざりしているだろうが ここは別天地の風が吹きのんびりするには 静かで良い所だ。秋の紅葉の頃に又来て 見たいと思う。 |
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トンボ あそこの山がネ 指を出して 説明しているとトンボが遊びに やってきた。一度飛び立ち再び 戻ってきて又指に止まった。 |
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咲いている |
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そんなに長いハシゴではないが 一番下だけ左足をついたほうが 良いらしい。ハシゴの中間位の 所に白い珍しい花が咲いていた。 | ハシゴを下りてからはなだらかな 登山道になる。下って上り返して 岩を回り込めば岩石園への登山道 となり、平坦な道を進む。 |
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やがて沢の音が聞こえてくると ロックガーデンも近い。 |
望遠で撮るとはっきりと展望台の 小屋を見ることが出来る。 |
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16:02 御岳山の店街 行く時に氷を食べなかったのである一軒の店に入る。 展望の良い場所に案内されてふと見るとなんとそこには 珍しいキレンゲショウマが咲いているではないか |
16:04 キレンゲショウマ 四国の剣山に登った時時期が早くて固い蕾で 見られなかった花である。何でこんな場所で 咲いているのか不思議で仕方がなかった。25年 かけてここまで育てたのだそうだ。ここで 見られるとは幸せだなぁ!! |
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17:12 登山口に到着へ ケーブルカーに乗らないで歩いて下る事にするが 舗装道路のたんたんとした道で飽きてしまう。 |
17:16 バス停に到着 我々が乗り込むとちょうどケーブルカーで下りて 来た人たちで一杯になりまもなく出発した。 |