尾瀬の紅葉 |
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いつも思っていた。尾瀬に行きたいなぁと。まだ若かりし頃四国の田舎から上京して間もなくの頃 尾瀬に行ったことがあった。でも木道を歩いたことは覚えているけれど、どんな山に登ったのか 全然覚えていない。その頃は山らしい山に登ったことがなかったと言うこともある。 そこで今回友人が尾瀬に連れて行ってくれることになり、すべてセッティングしてくれた。 池袋で待ち合わせて夜の11時に出るバスに乗車する。席もダブルシートを取ってくれたのだが、 一睡も出来なかった。故郷に帰る時も便利なので深夜バスを利用するけれどやはり寝られない。 尾瀬には翌朝5時過ぎには到着する。 |
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まだ薄暗い中バスは5時11分にに鳩待峠休憩所に到着し、そこで朝食をとる事にして 暖かいうどんを注文する。到着した時アクシデントがありメガネに人の腕があたり レンズが外れてしまった。ここから先はメガネなしで歩くことになってしまった。 幸い強度の近視ではないので何とかメガネなしでも大丈夫だ。 5時47分外も大分明るくなってきたので【尾瀬】の看板のところから歩き始める。 |
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木道は凍っていたのが解け始めて注意しないと滑ってしまう。 登山靴でも滑ってしまうが、スニーカーの人たちもいてソロリソロリと 歩くしかない。1時間で行くところを2時間かけて歩くことになった。 紅葉はちょうど見ごろを迎えていて美しい。 |
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白樺の黄葉、もみじの紅葉など美しい木々を眺めながらゆっくりと歩き 尾瀬山の鼻ロッジに到着する。トイレを借りることが出来る。 温度計は4度をさしている。 |
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太陽が顔を出し暖かく木道も乾いて歩きやすくなり、草紅葉を眺めながら のんびり歩くことはとても気持ちがよく幸せな気分で最高だ。 至仏山もすぐそこに見えている。尾瀬の山はまだ登ったことがないので いつか登ってみたいと思う。 |
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木道は大勢と言うほどの人ではなく静かにこの景色を眺めるには うるさくなくてちょうどよい。きっと水芭蕉の頃は大勢の人で にぎやか過ぎるのではないだろうか? 至仏山と燧ケ岳を眺めながら歩くことが出来る。 |
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8:56 池と至仏山 池にはヒツジ草が生え 至仏山をバックにして 美しい風景の1枚である |
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何と言う魚かは知らないけれど「いれぐいだなぁ」と言う 会話が聞こえてくる。食べられるのかな? |
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10:21 見晴 小屋が集まっている 竜宮小屋を9時54分に通過 木道を新しく架け替え作業が 行われている。 一部新しくなったばかりの 木道を通り抜けると再び 草紅葉の湿原へとなる。 数人の人が歩いているだけで 相変わらず静かな登山道だ。 無料休憩所があるのでトイレ を拝借して買い物をする。 周りは美しく紅葉している。 |
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11:15 温泉小屋に到着 見晴を11時40分に出発して 素晴らしい紅葉を眺めながら 湿原を歩くこと35分で 温泉小屋に到着する。 ここが本日の宿である。 宿に着くがお客が二人 お昼ごはんを食べている が宿の人の姿は見えず。 ここで昼食をとる予定 だったが、仕方なく別の 小屋へ行く。メニューには なかったが「カレー」を 食べたいと言うと出来る との事。ほっとする。 |
食事を終わり荷物は宿に置いて身軽な格好で三条の滝へ行くことにする。 天気がわからないので今日のうちに以降と言うことになった。 この小屋の周りも綺麗な紅葉を見る事ができる。 |
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この平滑の滝は上から見下ろす位置にあるので全体を撮影することは 私のカメラでは無理である。夏ならば歩いたら気持ちが良いだろうと 思うような滑滝である。そしてここから眺める紅葉は素晴らしい。 |
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13:00 三条ノ滝 尾瀬の水を集める只見川の本流が 一気に落ち込む落差100メートル 幅30メートルの大きな滝である 轟音と共に流れるさまは豪快 である |
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117:07 夕食 三条ノ滝を見て宿に戻り 入浴する。 82歳になると言う女性が 娘さんと一緒に来ていらした。 お元気である。 オーレン小屋に泊まった時も 81歳の御夫妻がいらした。 昔は歩くことしかなかったので 山へ入り薪を取ったりして 歩いていたので元気なのだと おっしゃっていた。 宿のスタッフは若い方ばかりだが とても感じのよい方たちであった。 私は夕食を終わりすぐ眠った。 バスで一睡もできなかったので。 |
朝は5時ごろ目を覚ましたが雨が降っている。天気予報は晴れだったのに山の天気は わからない。朝食を済まして少し待ってみることにする。晴れそうな天気でもある。 雨具を着けて出発することにする。晴れそうで晴れず雨だったり曇ったりと忙しい。 |
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晴れたと思ったら雨になったり曇ったりとわからない天気である。 雨具をつけて記念写真を撮ってそれぞれのコースに向かって出発する。 相変わらず紅葉は美しい。 |
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上のほうからにぎやかな声が聞こえてきて「見上げると橋がかかっている。 階段を上がると立派な橋があり紅葉が又見事である。 土砂崩れでもあったようだがここからの眺めは素晴らしい。 橋を渡ると少々ゆれる |
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アップダウンを繰り返しながら進むと段になった狭い木段が現れる。 登山道はしだが現れるようになり今までと趣が変わってくる。 20分ほど進むと西田代へ出る。草紅葉が広がっている。 |
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雨は降ったりやんだりを繰り返すので湿原は展望なしで少し休憩すると寒い。 途中で休んでいる人がいるがみんな寒がっている。 至仏山と燧ケ岳が天気がよければ見えるそうだがガスで何も見えない。 昨日見ることができたのでまぁ、よしとしよう。 湿原を歩き、又登山道へと入りを何回か繰り返しながら御池へと穂を進める。 |
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12:12 ここの紅葉も素晴らしい 外にいると寒いので食堂に行って コーヒーとおでんを注文する。 ひのえまたでおそばを食べる予定が あるので食べるには控える。 女の人が布で腕をつっている。 「骨折ですか?」と聞いたら捻挫 との事。木道で滑って捻挫した ようだ。他にも救急車・ヘリも 出動した話も聞いた。 私も滑って肘に傷を作って しまった。注意していてもつい うっかりがある |
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【はっとう】と言うものをはじめて食べた。 そば粉を練り、じゅうねんをまぶして食べる。 昔、高貴な方に差し出したところあまりにおいしいので村人が食するのはご法度(はっと) と言うことになりその名がついたと言うことです。 |
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初めての尾瀬の紅葉は最高のものでした。セッティングしていただいたEnさんには 感謝です。1日目は天気はよくて2日目は雨が降ったり陽がさしたりと忙しい一日でしたが とても素晴らしいものでした。毎年行きたいものです。 ただ一つ思ったことは尾瀬の登山道は木道になってます。木道は凍っていて陽が差す頃には 解け始めて滑って危険です。危なくない登山道はないのでしょうか? そんなことを思いながら歩いた尾瀬でした。でも素晴らしい二日間でした。 |