親子山*岳童*丹沢・大山1251.7mから日向薬師 |
新年度の親子山教室での最初の岳童登山は丹沢の大山である。 小学2年生から中学3年までの子供12人と大人14人の総勢26人の参加である。 小田急線伊勢原駅に7:55集合して大山ケーブル行きの8:05発のバスに乗車し終点で下車する。 心配された雨も降らずまずまずの天気である。バスの中から桜の花や花もも等色とりどりで 美しい。バスは満員で順調に大山ケーブルバス停に到着。リーダーのSuさんと流水麺さんから 説明があり簡単な自己紹介をしていよいよ出発である。岳童初参加の親子が4組いたが皆すでに 親子山教室で登っているので心配はないがケーブルを使わないで登るのでかなり厳しいだろう。 交通機関は下記の予定だったがお茶の水で一つ前の特快高尾行きに乗れたので新宿駅で 一つ前の電車6:31発の電車に乗車したのでかなり前に到着した。 帰ってから久しぶりに筋肉痛になり階段の下りがつらい山であった。 |
![]() |
![]() |
簡単な自己紹介の後リーダーのSuさんを先頭に出発するがもう何年も 歩いている子供達は我先にと歩く。 私はいつものように一番最後を歩くことになる。 ケーブルカー乗り場の先にある登山口を当然のように男坂を登る。 登山口を左に進むと「女坂」右に進むと「男坂」である。 以前私が大山に来たときは女坂を登ったことがあった。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
9:05 三町目 中学生になろうとしている Chi君は元気印で猿かと思う ように階段を駆け上がって行く。 その後ろから彼に負けじと 男の子は駆け上がる。 子供達は元気だなぁ。 大人は嫌な階段ばかりに フーフー言って登っている。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
昔の人々も歩いていただろう石段は丸みを帯びて古い年月を感じる。 やっと下社に到着する。これでもかこれでもかと石段が続く。 |
![]() |
![]() |
遅れていたSiさん親子はケーブルカーで来て下社で追いついた。 そのあとAさんとMaさんも階段を登って来た。 階段の下の方でAさんが一人の男性と立ち話をしているので知ってる人 かなと思っていたら個人的に登って来たTa君だった。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
下社を出発して見上げると急な石段を登ることになる。 鉄の手すりは壊れかけており注意書きがしてある。 |
![]() |
10:06 登山道 登山道は荒れていて石がごろごろ だんだん小2になるKa君が遅れ気味に なってくる。こんな登山道は確かに 疲れるよなぁ。お父さんに励まされ ながら登って行く。 |
![]() |
![]() 10:25 キブシ(ハナカンザシ) ← 巨木で樹齢5,6百年を経ている。 縁起の良い大木である |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
十六丁目追分の碑 この碑は1716年に初建され 総高3米68センチメートルもあり 江戸期の大山信仰の深さを示している この石は麓から強力たちが担ぎあげた ものであると記されている。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
もう千頭とは大分離れてしまったが、ザックはお父さんが持ち 「もう少しで頂上だから頑張ろう」と声をかけながら登って行く。 「苦しいときは深呼吸をするといいよ」 |
![]() |
![]() |
やっと大山山頂に到着です。リーダーのSuさんが迎えてくれる。 奥の院の広場で思い思いの場所に座り昼食です。Maさんがトン汁を 買ってきて御馳走して下さる。休むと体が冷えるのでトン汁は御馳走だ。 |
![]() |
藍染で作り上げたものです。親子山教室で登った山を図案化してKoちゃんの 足形を染め抜いたものです。今日で二度目のお披露目です。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
見晴らし台には大勢の人達が休憩している。寒いかなと思っていたけれど とても温かくほっとする。Aさんが見晴らし台で待っていた。 今登って来た大山を望むことが出来三峰も姿をとらえることが出来る。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
林道わきにトイレがあるので数人が用を足し林道を横切り日向薬師へと下る。 ジグザグに10分ほど下ると木の橋が架かっている場所に出る。 一人の女の子が怖がって四つん這いになって渡っている。下山途中滑って2〜3人位 すりむいたりしたが大したこともなく無事皆下山する。 登山口を出ると桜の花があちこちに咲いて私達も目を楽しませてくれる。 車道を歩くことになるが三重塔と枝垂れ桜がことのほか美しい。 車道の脇にはれんげ草が咲いていたりオドリコソウが咲いていたりとのんびりと 楽しみながら歩く。 |
![]() |
![]() |
15:18 タカトウダイ | オドリコソウ |
![]() |
16:03 日向薬師に到着 御近所の人たちだろうか? お土産品やビール・ソフトクリームなど販売 している。豆腐ソフトクリームなど珍しい 物が売られていて皆買って食べている。 子供達は竹トンボを飛ばしたり楽し そうに遊んでいる。大人はビールかな。 バスの時間まで楽しんで日向薬師を あとにする。 |
以前何度か大山に来た事があったが女坂を行ったのでそれほどきついと感じ なかった。男坂はやっぱりきつかった。 これでもか、これでもかと荒れた道や急坂が奥宮まで続くのである。 大人が考えるのは子供達にとってこの坂は大変だろうと思うかもしれないけれど 子供は冒険心もありそんなに大変とは思っていないようだ。 大変だろうと思うのは大人の考えであり子供は結構楽しんでいるようである。 小さな子供もよく頑張ったと思う。私も久々に筋肉痛を味わった大山だった。 |