熊野古道と那智の滝 2008年4月18日(金)19日(土)雨後晴れ クラブツーリズムバスツアーにて(36名) |
京都と熊の三山を結ぶ熊野古道は、美しい自然や史跡、石碑 熊野九十九王子を祀る神社が点在し、大門坂は熊野那智大社に 続いており樹齢800年の杉が立ち並び石畳が昔のままの姿を残す と言われているところということで一度は行ってみたいと思い 参加することにした。 |
![]() |
6:50 大門坂 昨晩新宿を9時に出発して大門坂駐車場に 到着。バスの中は普通のバスなので殆ど 寝られない。眠い目をこすり下車すると 美しい春山が目の前に見える。 山桜がまだ咲いており新緑のみどりの 木とが美しいコントラストを見せている。 駐車場にはトイレもあるので皆準備万端で 歩き始める。のんびりとあちらこちらと 見ながら歩いて行くと大きな杉が迎えてくれる。 |
![]() |
6:55 関所跡 180m 大門坂入口から民家の間を 通り100mほど行くと左に 宿場跡、右に関所跡がある。 医師の鳥居をくぐり朱塗りの 振ヶ瀬橋(俗界と霊界の境の橋) を渡って行く。 |
![]() |
![]() |
6:56 樹齢800年の夫婦杉 木にはコケがびっしりとついてとても大きい。 | 7:01 いよいよ古道へと入る 両側には大きな杉の木。石畳を踏んで行く |
この大門坂は杉の木立と石段が640m続いている。 その間に「多富気王子跡」や四町・五町と書かれた 石柱が立っている。途中から那智の滝を見ることが できる。六町を過ぎて進むと石段があり登り切ると 見晴らしの良い場所に出る。参道入り口の案内板が ありまた、石段を登る。途中きんさん、ぎんさんも お参りなさったようで写真が飾られていた。 |
![]() |
![]() |
7:36 ヒカゲツツジ 黄色いつつじが咲いていました。 | 7:36 熊野那智大社への階段 石段を登り鳥居をくぐると那智大社です |
![]() |
7:38 熊野那智大社 熊野速玉大社・熊野本宮大社と熊野三山と呼ぶ 古来から人々の信仰を集め那智山青岸渡寺と ともに熊野信仰 の中心地として栄華を極め 今も多くの詣者が訪れている。 473段の石段を登ると標高約500mに位置する社殿 は6棟からなり、夫須美神(ふすみのかみ)を御主 神としてそれぞれに神様をおまつりしている。 夫須美神は伊弉冉尊(いざなみのみこと)ともいう 万物の生成・育成を司るとされ、農林、水産、漁業 の守護神、縁結びの神様として崇められている。 現在の位置に社殿が創建されたのは仁徳天皇の 御世(317年)でその後、平重盛が造営奉行となって 装いを改めたが織田信長の焼討に遭ったのを 豊臣秀吉が再興し、徳川時代に入って将軍 吉宗の尽力で享保の大改修が行われた。 本殿は国の重要文化財に指定されている。 境内には、神武天皇東征の道案内をした八咫烏が 石に姿を変えたという烏石の他、白河上皇お手植え の枝垂れ桜や平重盛が植えた樟の木(樹齢約850年) が大きく茂っている。 |
![]() |
7:41 那智山青岸渡寺 如意輪観世音を祀る青岸渡寺は、一千日 (3年間)の滝篭りをされた花山法皇が 永延2年(988)に御幸され西国33ヶ所 観音巡り1番札所として 定めたとされ 全国より、多くの信者や参詣者が訪れる。 現在の本堂は天正18年(1590)に豊臣 秀吉が再建したもので、桃山時代の 特徴を色濃く残し、国の重要文化財に 指定されている。 |
![]() |
![]() タブノキ(和歌山県指定天然記念物) 通称 いぬぐす(犬樟) クスノキ科タブノキ属 常緑高木 樹齢約700年 |
那智の樟 和歌山県指定文化財 天然記念物 樹齢800年と推定され樹高27m 幹回り約8.5m 枝張るは南北25m 樟の幹幹部は空洞化している 熊野三山勅使の平重盛の手植えの樟 |
|
![]() |
![]() |
7:51 春の山 美しい屋根と春の山が素晴らしい |
8:13 三重塔と那智の滝 美しい三重塔と那智の滝 |
![]() |
8:38 那智の滝へ向かう 山頂は360度の大パノラマです。 さっそく講師の森本先生に 写真を撮っていただきます |
![]() |
![]() |
那智大滝 直下133m 世界遺産 熊野那智大社別宮飛瀧神社の御神体 銚子口の岩盤に三つの切れ目があって、三筋になって落下し 始める ところから、「三筋の滝」ともよばれている。 和歌山県南東部にある落差日本一の那智の滝。 落差133m、幅13m、水量毎秒約1t。滝壺深さ10m。 実際の水しぶき、音響はものすごい |
![]() |
![]() 那智の滝へ行く途中新緑が素晴らしい |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
立ち寄った |
ツアーの特徴であるお土産屋さん(本日はかまぼこ店)に立ち寄り 試食をして皆さん購入してあとは東京を目指してバスは進む。 途中車が横転していて重体にはまったけれど予定通り到着した。 バスの中では食べては寝、食べては寝の連続であった。 和歌山から三重県、名古屋、静岡、神奈川、東京へと戻るのだから 何しろ遠い。2時間おきにトイレ休憩なのでうとうとするくらいだ 私は明日は景信山で餅つきがあるので大変ではある。 |