鶏冠山は2001年11月に山に登り始めた時に連れて行って頂いた山である。 丸川荘に宿泊し翌日六本木峠に下り鶏冠山を目指した。その時のメンバー の一人であるSiさんは今は遠い所からじっと見守っていてくれるはずである。 路線をネットで調べて約束の高尾駅7:03分の甲府行きに充分間に合うと思い 市川駅に向かった。ホームに着いてもう一度時間を確認する為メモを見て「ウっ 、待てよ」となった。これでは1時間の遅れになってしまう。仕方がないのでAさんに すぐ連絡して時間を1時間遅らせてもらうことにする。高尾駅について平謝りな私で ある。塩山タクシーのYaさんに予約を入れてあったのでこちらも1時間遅らせて もらった。何ともドジな私でした。そのおかげで10円バスに乗るために丸川峠から 急ぎに急いで下山したので顔は汗でしょっぱく疲れてしまいました。 |
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富士山も週末になると雨模様で しばらく見ないうちに雪がなく なっている。温度があがり素晴 しいとまではいきませんがなん とか姿を見る事が出来た。 |
![]() 写真を撮り出発する。石段を登るとすぐ登山道 になりナラ坂に着く。 |
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六本木峠に到着して右に行けば丸川峠・大菩薩嶺へ行く。鶏冠山は左に進路をとる。 木漏れ日を浴びながら(と言っても今日は暑い。汗が滴り落ちる)歩きやすい登山 道を8分ほど歩くと林道に出る。この林道を横切り登山道へとはいって行く。 |
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すれ違う人が結構いるものだ。 |
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道標に見晴らし台とあるので行ってみることにする。 2分も歩けば黒川山に到着するが展望はない。 数分休んでもと来た道を引き返して鶏冠山へと向かう。 |
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囲まれていて展望はなし。 |
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ずっと以前に来た時に危険なところがあると思っていたがどうもこの場所 のような気がする。あまり記憶にないのである。 岩を乗り越えて進むと岩の間に枯れた老木があり、なんとなく山頂を思わせるが 小さな祠があったのでここは山頂ではない。 |
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ここでうろうろしていたら後ろから二人連れのパーティが追い越して行った。 我々もそのあとをついて行くことにする。山頂まで岩場が続く。 やっと見覚えのある祠が見えて山頂に到着だ。 |
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12:10 鶏冠山山頂 1716m 1時間遅れではあるが予定通り 柳沢峠から2時間10分で鶏冠山に到着だ。 富士山も見えて最高の展望である。 山頂にある温度計は25度を示している。 下界は35度を超えると言う予報である。 とても気持ちが良い。 先ほどのご夫婦も昼食のようだ。 我々も昼食とする。 写真を撮りあって、さぁ 昼食だ。 「あっ、そうだビールがあるよ」 「えっ、持ってきたの?」と言う事 でザックから取り出し、「はい どうぞ」 |
この嬉しそうな顔を見てください。まだしっかりと冷たくて美味しいビールだ。 このAさん。「飲んべが高尾で待ち合わせ」というホームページを作っているほどに ビールが好きなのです。山のてっぺんで飲むビールは最高!! |
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鶏冠山頂上より富士山を望む 頭は雲の中なれど美しい姿に 変わりはない。でももう少し 雪があった方が富士山らしくて 好きだなぁ |
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13:11 下山開始 もと来た道を六本木峠まで 引き返す。午後は雷雨が あるとか。 |
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林道を横切りもと来た道を進む。 今の季節耳元でブンブンと虫がうるさく追っ払えども寄ってくる。 六本木峠には14:18到着する。今度は大菩薩嶺方向へと進む。 苔むした登山道がずっと続くのが素晴らしい六本木峠から35分ほど で上り坂になり天庭峠に到着する。 |
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15:34 丸川峠に到着 久しぶりに見る丸川峠。 「こんにちわ」小屋の中へ 声をかける。「おやっ、めず らしいね」と只木さんの声。 中には二人の男性がいてスト ーブの番をしている。 ゆっくりする時間もないので 350の缶ビールを1本づつ飲んで 100円バスに間に合うかどうか 心配しながら避石へ下る。 「今度ゆっくり来るね」と 声をかけて急ぎ足で下山。 |
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16:08 カンチョウノ木 避石へ下るときいくつかの 目標にしている物がある。 冬は凍っている場所でもある。 持丸ブナやシラカバ平など 今日は写真を撮ってる時間は ない。そのうちパラパラと 雨が落ちてきたが木々が 傘の代わりをしてくれるので 傘をさす必要はない。 時間がないというので急ぐ こと、急ぐこと。もう汗 だくだくだ。暑い、暑いを 連発しながら走るように 下って行く。 |
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16:41 丸川峠への登山口 16:52 駐車場に到着するが ここからバス停まで舗装道路を 下らなければならない。 一生懸命二人について行く。 私が1時間遅れたせいで こんなに急がなければならない のか。17:10発の100円バスに やっと間に合った。 5〜6分位の余裕である。 それにしても疲れた。 |
帰りのバスは予定を立てた時間のバスである。 出だしは1時間遅れたが最後はキッチリ予定通りの時間である。 何とまぁ、素晴らしいことである。大菩薩の湯から大勢の人が さっぱりとした顔で乗ってくる。何ともうらやましいなぁ。 塩山駅から17:51発の高尾行きの電車に乗車。 高尾駅には19:07到着。 |
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それにしても暑い一日であった。 1時間遅れはしたが帳尻はバッチリ合わせるという凄い一日。 浅川食堂にはNiさんともう一人男性がいるだけ。 のんびりとママさんやマスターと話をしながらお酒と美味しいお料理で 今日の疲れを癒す3人であった。 |