花を探して景信山から小下沢へ |
今日は花を探して稲荷山から景信山に行って小下沢へ下ろうと一人電車に飛び乗った。 久しぶりに稲荷山コースを歩くがあまり花はない。6号路と登山道を合わせる所に スミレの花が沢山咲いていた。カンアオイもあるがあまり美しくなかったので写真は 撮らないで先へ進む。子供連れの家族もずいぶん多くなったように思う。 一丁平あたりからスミレの花が目につくようになる。のんびりと写真を撮りながら歩く。 小仏峠で「景信山にはここからどのくらいですか?」と聞かれる。30分位ですよと言うと 私の後から登ってくる。今度は茶屋が見える所まで来て「景信山を巻くのはどの道ですか?」 と聞かれ「巻き道はあるけどここが景信山ですよ」「陣馬へ行くには?」陣馬への道を教えたけど 何ともおかしな人だったなぁ。シモバシラ以来更新がされてなかったkoyataさんがお顔を 見せて下さった。お元気そうでほっとすると同時に嬉しかった。 今日も沢山の花に出会えた素晴らしい一日だった。 |
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ヒゴスミレ 昨年Oさんから苗を 頂いたのが沢山の蕾を つけてくれた。今まで 登山道で見つける事が 出来なかったので大変 嬉しい。葉の切り込みが エイザンスミレより深く 比べるとよくわかる。 Oさんは種から育てて 山に返している方なのだ。 その時私も少し分けて 頂いたのである。 |
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ヒゴスミレ 数日経つとこんなに沢山の 花を開花させてくれた。 |
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ヒゴスミレ(肥後菫) スミレ科スミレ属 多年草。 山野の日当たりの よいところに生える。 草丈7〜10cm。 葉は5裂し、各裂片はさらに 細かく裂ける。 長さ3〜6cm。 花は白色が多い。 花の直径は 1.5〜2cm。 花には芳香がある。 類似種のエイザンスミレは 葉が3裂し、花期が10 日ほど早い。 |
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京王高尾山のホームより ホームからお寺の境内に 咲いている桜が満開である。 早咲きの桜なのだろうか? 枝垂れ桜も一緒に咲いている。 今日は稲荷山から登るので 京王線で高尾山口へ行くので 素晴らしい桜を見られて幸せ! |
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シハイスミレ スミレ科スミレ属 シハイスミレは長野県以西の 本州・四国・九州に生育する多年草。 分布は広く、沿岸低地から山地に迄 分布する。シハイスミレの名前の 由来は、「紫背スミレ」であろうか。 葉は立つ傾向があり、背面は赤紫色 である。花は4月から5月にかけて咲き 、花の色は濃い紅紫色のものから 淡赤紫色のものまである。 一丁平の巻道で女性が観察していた ので教えていただいた。裏が紫なので 多分そうでしょうと言うことだった。 |
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シハイスミレ スミレ科スミレ属 葉の裏を見るとなるほど紫色を していた。シハイスミレという名は 初めて聞いたのでそのような名の スミレがあったことを知った。 とてもラッキーだった。 |
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シュンラン 【春蘭】 ラン科の多年生地上ランで、東洋ランの1種。 根茎は短い。葉は多く根出し、線形で長さ 20〜35cm、幅0.5〜1cm、革質で縁(へり) には粗い小さな鋸歯(きょし)がある。 早春、10〜20cmの花茎を出し、緑色を帯びた 径3〜5cmの花を1個開く。 萼片(がくへん)は3枚で倒披針(とうひしん) 形。花弁は2枚。唇弁は萼片より短く、 白色に赤紫色の斑点(はんてん)があり、 上半は外曲し、内側の中央脈は溝となる。 |
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ユリワサビ 【百合山葵】 アブラナ科の多年草。全草無毛。 茎は数本出て斜上し、高さ約15cm。 根際(ねぎわ)の葉は長柄があり、 円形で基部は心形、波状の鋸歯 (きょし)がある。茎葉は少数が 互生し、上方のものほど 小形になり、包葉に移行する。 4月頃、短い総状花序をつくり、 白色の小花を開く。 山地の谷間の日陰に生え、 本州から九州に分布する。名は、 ワサビと同属で、香味が ワサビに似ていることによる。 |
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ハナネコノメ ユキノシタ科 ネコノメソウ属 山地の沢沿いの岩間や林下の 陰湿地に生える多年草 草丈は5〜10cm、茎は普通赤味を 帯びて直立し白い軟毛を散生する が母種のシロバナネコノメソウより 毛は少なく草丈も小柄という 葉は対生し扇状の円形で巾4から 5mm先に3〜7個鈍鋸歯萼裂片は 白色で斜開し雄しべは8個あり萼 より長い。葯は赤色で飛び出ている ため華やかである。 |
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カントウミヤマカタバミ (関東深山傍食) カタバミ科 カタバミ属 クローバーに似た3枚の 小葉をつける 山地の林内に咲く多年草、 花は白色で径約3cm。 ミヤマカタバミに似るが、 葉裏の毛が少ない。 関東地方南西部、伊豆半島、 東海地方に分布といわれている |
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ナガバノスミレサイシン (長葉の菫細辛) スミレ科 スミレ属 山地や丘陵の明るい林下 に生える 細辛はウマノスズクサ科の 薬草で葉の形が 和名はウスバサイシンに似ることに 因る 葉は三角状長卵型草丈は 10〜15cmで春先に葉が開き きらないうちから花をつける 花は淡紫色で直径約2cm 分布 本州(関東地方以西) 四国、九州 花期 4〜5月 |
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キケマン(黄華鬘) ケシ科 キケマン属 端等に生える、多汁質の越年草 全体に毛が無く、粉白色を帯びる。 茎上部に細長い黄色の花を 多数穂状につける 花弁は4個で、外側の2個と内側の 2個は形が異なるが、左右は対称。 外側の花弁のうち上の花弁は後ろが 袋状の距になってつきでる。 葉は2〜3回羽状に細かく裂ける。 華鬘は仏壇の欄間などを飾る仏具。 |
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ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科 イチリンソウ属 主に湿潤な山地の林床や周辺部に 生育し深く裂けた根生葉を持つ。 3月〜6月に白い萼片を持つ花をつける 一本の茎から特徴的に2輪ずつ花茎が 伸び、和名の由来となっている。 根茎で増える為群落を作ることが多い。 根茎は「地烏(ジウ)」と呼ばれ 漢方薬として用いられる。また、 若葉は山菜として食用とされるが、 トリカブト(有毒)の若葉に似ている ことから注意が必要。 |
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ニリンソウ(二輪草) 今登山道の両側にはニリンソウが 群生して咲き登山者の心を 和ませてくれる。 |
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エイザンスミレ(叡山菫) スミレ科 スミレ属 葉が大きく切れ込むのは エイザンスミレとヒゴスミレ ナンザンスミレだけで和名は 比叡山に因むが太平洋側の低山に多い 花色は淡紅色が普通だが変異が多く 白花もある 花は大きくて2cm〜2.5cmもあって 花弁の縁が波打ってとても綺麗である 花後の葉は大きく半日陰を好み葉は 深く3裂する 分布 本州、四国、九州 花期 3〜5月 |
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ヤマルリソウ【山瑠璃草】 ムラサキ科 ルリソウ属 山地の林下などに生える多年草 茎は根元から数本出て約20cmになり 先端を立ち上げて総状の巻散花序を つける。葉はロゼット状に根生し 倒披針形で多数つく 茎や葉には短い毛が多くてざらざら している。 花冠は直径約10mmの淡青色で5裂する 茎が立ち上がらないがまだ花の少ない 早春の山道ではよく目立っている 分布 本州(福島県以西)四国.九州 花期 4〜5月 |
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タカオスミレ(高尾菫) スミレ科 スミレ属 1928年に高尾山で発見された固有種 草丈5〜12cmの多年草。 ヒカゲスミレの品種で、葉が 茶褐色〜暗紫色になる。 花は白色で花弁には暗紫色の筋が入る。 茎は根元から数本出て約20cmになり 先端を立ち上げて総状の巻散花序を つける。葉はロゼット状に根生し 倒披針形で多数つく 花期 4〜5月 |
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コチャルメルソウ ユキノシタ科 チャルメルソウ属) 本州・四国・九州に分布する多年草。 落葉広葉樹林の谷や斜面下部などの 湿潤な場所に生育する。地下茎があり 群落を形成することが多い。葉は長さ 2〜5cmで長い柄があり、浅く5裂する。 両面には立った毛が散生している。 4月から5月にかけ、15〜20cm程度の 花茎をだし、5個前後の花を付ける 花の形はおもしろく、5つの萼の間から 羽状に裂けた花弁が出ている。 花茎や柄には腺毛が多い。 開いた果実の形が楽器のチャルメラに 似ていることが名前の由来という。 |