北アルプス・爺ヶ岳(2669.8m)・鹿島槍ヶ岳(2889m)
青春18キップを使って
2008年8月22(金)・23日(土)24日(日)


 親子山岳童の有志で北アルプスの鹿島槍ヶ岳へ行こうと出発したけれど生憎の雨で
 鹿島槍ヶ岳は断念する。2004年8月に 爺ヶ岳にはヤッホー登山隊で連れて行って
 頂いた。その時は初めてのテント泊でとても楽しい3日間であった。
 今回は「青春18きっぷ」を使って信濃大町まで行く予定である。
 「青春18きっぷ」とは5回分の乗車で11500円.1回分は2300円である。5回分を2人で
 使うと往復4600円で行けるのである。1枚分余るので今回はSaさんの帰りに使うことが
 出来た。ただし、切符は1枚なので途中下車や乗り降りの時は一緒に行動する必要がある。
 鹿島槍ヶ岳はまだ一度も行ってないので是非行きたかったが、22日はまぁまぁの天気
 だったが23日・24日の2日間は雨で行ける所まで行こうと言うことになった。
 次回天気の良い日にリベンジ出来たらいいなぁと思っている。


【交   通】 市川駅始発4:41発→御茶ノ水5:02着5:03発(普通高尾行)→高尾駅6:13着6:14発(松本行)
        →松本9:32着11:15発(大幅遅れ)→信濃大町11:32着11:42発→扇沢12:09着

【Menber】  親子山・流水麺さんとTi君・Siさん・SaさんとHiちゃん・NuさんとRi君・Aさん・私の9名

【 コース 】 第1日目・8月22日(金)
         柏原新道登山口12:37出発(1350m)→八ツ見ベンチ13:25(休憩)→ケルン14:02→
         石畳15:29→水平道15:49→石ベンチ16:03→16:20→種池山荘17:13(宿泊)

       第2日目・8月23日(土)雨
         種池山荘4:10出発→爺ヶ岳南峰5:04(日の出・朝食)5:31出発→爺ヶ岳中峰5:56→
        冷乗越6:55(2387m)→冷池山荘7:12着8:08出発→赤岩尾根分岐(冷乗越)8:25→
        爺ヶ岳南峰分岐9:56→種池山荘10:35着(昼食)11:29出発→石ベンチ12:05→
        爺ヶ岳登山口14:37→柏原新道登山口14:42→扇沢ロッジ15:00着(宿泊)

       第3日目・8月24日(日)雨
         青春18きっぷを使って帰る
        扇沢ロッジ8:40→扇沢8:55(バス)→信濃大町9:27着9:38発→松本10:29着11:08発→高尾駅→市川

8月22日・第1日目(金)晴れ
二人分の行く時の青春18きっぷ
3人で使用した帰りの時の青春18きっぷ
ずっと昔2001年8月に青春18きっぷを使って八方栂池へ行ったことがあった。
その時は青春18きっぷがどのようなものか理解できなかった。
今回やっと理解できた。きっぷは1枚しかなく常に代表が持っていて
スタンプを押していただくのである。途中下車は自由にできて
乗車するとき、下車するときは一緒に行動するのである。
時間に余裕がある人にとっては安く行けるとても便利な切符である。
10:00 大糸線待合せ駅
10:01 大糸線電車
10:59 特急あずさ
鈍行なのであちこちの駅で5分待ち、7分待ちということが生じる。
この安曇追分駅でも単線なので特急あずさを待つが遅れていて
なかなか特急がこない。20分遅れできたあずさに手を振るがあっと
言う間に行ってしまった。信濃大町でバスに乗ることになっているが
そのバスに間に合うかどうかとヤキモキしたがこの電車が着くのを
待ってくれるという情報がありほっとする。特急あずさで先に着いた
Saさんにみんなの分を買っておいてくれるよう流水麺さんが電話する
12:19 扇沢に到着
12:33 爺ヶ岳登山口 柏原新道
信濃大町から11時40分のバスに乗車して扇沢バスターミナルに向かう。30分ほどで到着。
黒部.立山方面に行く観光客が大勢いる。私にとって懐かしい場所である。立山へ行った時
爺ヶ岳へ行った時の出発場所である。立山に行った時は時間がなくトロリーバスに間に合うかどうか
ヒヤヒヤしたことなどが思い出される。
12:37 モミジ坂
扇沢の橋を渡ると柏原新道の入口に着く。
爺ヶ岳登山口の木の道標がある。
柏原新道を入るとすぐモミジ坂の
急な登りになる。モミジの木が多い
所だ。秋の紅葉は素晴らしいだろう。
石のゴロゴロする登山道を登って行く。
13:25 八ツ見ベンチ
13:29 八ツ見ベンチで休憩
1時間弱で八ツ見ベンチに到着する。八シ見と書かれている。ツがシになっている。
天気が良ければここから八ヶ岳が望めるのだろうが生憎ガスがかかって見えないのが残念。

14:02 ケルン
Hiちゃんが石を積んで行くことにする。
小学2年生のHiチャン、ケルンを見つけると石を積んでいく。
登山道の山側にはツルリンドウが姿を見せ始め、白い花びらが4枚の
花も見え始める。以前爺ヶ岳に登った時もあった花だと思いだしながら登る。

14:35 ツルリンドウ
14:36 ゴゼンタチバナ
  
15:29 石畳
15:33 石畳
この柏原新道はとても良く整備されていて石畳も歩きやすくなっています。
ちょっと危ないなと思われるところには楔が打ってあり、歩幅も歩き易く
調整されていて登山者のことをよく考えて作ってある登山道だと思う。
15:29 紅葉をはじめたナナカマド
15:42 ゴゼンタチバナ 高度があがると花

15:49 水平道
石が減って平らな道になったなぁ
と思ったら「水平道」である。
ここまで高度があがると下の方で
実をつけていたゴゼンタチバナは
花をつけている。高低差を感じる
16:03 石ベンチで休むSaさん親子
16:20 ガラ場

石ベンチを過ぎるとガラ場で
登山道も細くなってくる。
通過注意事項と書かれた板がある。
猿やカモシカが上にいるときは
石が落ちてくることがあるそうだ。

現に下山の時猿が5〜6匹くらい
移動している場面に遭遇。
石が上から落ちてきてびっくり。
素早く静かにガラ場を通過した。
     16:33 ミゾホウズキ 16:34 山側には黄色い花が咲き美しいが
16:36 ヨツバシオガマ
16:37 シモツケソウ
  
16:52 種池山荘への登山道

ガラ場がしばらく続くが
山側には色々な花が咲いている。
ヤマハハコ、アキノキリンソウ
ミゾホオズキ、ヨツバシオガマ
キヌガサソウやサンカヨウは
咲き終わって実になっていた。
スローペースなので写真も撮り易い
ガスが段々下に降りて展望はなし
 
17:05 種池山荘直下の登山道 17:12 種池山荘が見えてくる
ガラ場も過ぎて石のある登山道を登って行くと見晴らしの良い所に出る。
そこでやっと種池山荘が近いことを思わせる。
種池山荘が見えるころになると咲き終わった「コバイケイソウ」の葉の群落
チングルマの花が終わりふわふわの毛になった群生が素晴らしい。
先に到着していたSiさんが心配して出迎えに来てくれた。


   ハクサンフウロは終わりかけ
   綿毛のチングルマの群生
17:58 夕飯
受付で手続きを終えて部屋に案内されると蒲団が敷かれ休んでいる人
おしゃべりしている人達がいる。我々親子山のグループは一番奥の隅に
用意されていた。とりあえず荷物を置いて下の食堂に行く。
食事が終ると明日の朝は早立ちなのでそれぞれの場所で早々に休む。
途中何度か目が覚めたが比較的静かであった。
8月23日・第2日目(日)雨
   5:10 爺ヶ岳 南峰にて朝陽
   5:04 爺ヶ岳 南峰
朝3時頃携帯アラームで目を覚ますがしばらく布団の中にいる。
まだ休んでいる人達が大勢いるので下に降りて出発の用意をする。
雨が降っているということで雨具をつけヘッドランプをつけて4時10分に
種池山荘を後にする。まだ外は薄暗い。
今日はどこまでいけるのだろうか?雨は上がるのだろうか?
雨なので写真も撮りにくいので途中何も撮っていない。
ゆっくりゆっくり登って行く。Aさんは昨日の疲労が取れてないのか辛そうだ。
1時間で爺ヶ岳の南峰に到着する。朝日は見られるのだろうかと思っていると
空が明るくなってうっすらと太陽が見える程度。
昨夜作ってもらっていた朝の弁当をここで食べる。雨が降っているので立って
食べる状態だ。あまり食欲はなし。ここでAさんは一人扇沢へと下山することになった。
5:42 トウヤクリンドウ
もうすぐ秋なのですね。
当薬竜胆 根を薬用にしたと言うが
高山にしか咲かない花をどのように
して薬用に用いたのかと書かれている
太陽光に敏感で曇ると閉じて
しまう。今日は雨なので閉じて
いる。8月中旬頃花の盛りであるが
高山ではもうすぐ秋なのである。
南峰で30分ほど朝食の弁当を食べて、扇沢に下るAさんに別れを告げて
我々8人は爺ヶ岳中央峰へと向かう。登山道にはトウヤクリンドウの花が
あちこちと沢山咲いている。
コマクサの花も見つける事が出来たが私のカメラは壊れてしまってズームが
きかなくなってしまった。
トウヤクリンドウは以前来た時もこの場所で見かけて写真を撮った記憶がある。
同じ場所に元気に咲いているとホッとする。
ライチョウも見る事が出来たがカメラの故障で写真は撮れなくて残念
5:56 爺ヶ岳中峰 2670m
コマクサの花やライチョウに
歓声を上げながら雨にも負けず
登ると中央峰である。相変わらず
雨のため展望はなし。
少しでも顔を見せてほしいと
願うけれど自然は厳しい。
中峰を後にして先へ進むと
素晴らしい眺めに出会う。
6:09 冷池山荘への登山道
6:36 登山道
中峰を後にしてハイマツ帯を進むとライチョウが登山道の下の方で遊んでいる。
富山側はすっきり晴れているのに長野側はガスで真っ白と言う稜線を挟んで
くっきりと分かれている。とても美しい風景ではあるが目指す鹿島槍はガスの中。
稜線上に冷池山荘の赤い屋根がハイジを連想させるように見えている。
6:47 オヤマリンドウ
6:47 ミヤマホツツジ
6:47 コバノコゴメグサ
6:55 冷乗越
(赤岩尾根分岐点)2488m


雨は相変わらず降り続いている。
時折布引山が見える時もあるが
すぐガスの中。冷池山荘の方から
一組の親子が登ってくる。
人気の山とあって登山客は次から
次へと登って下山していく。
7:12 冷池山荘に到着

冷池山荘に到着すると
ミーティングの最中であった。
休ませてくれるということで上に
上がってコーヒーを頂くことにする。
朝食は雨の中で立って食べてあまり
食欲がなかったのでコーヒーとパンを
食べ、Hiちゃんも朝の弁当を食べる。
山荘の方に天気を聞くと雷があると
言う予報とのこと。
ここで鹿島槍ヶ岳は断念する。
稜線で雷に会うと大変なことになる。
50分ほど休憩して冷池山荘を後に
して種池山荘へと戻ることにする。
9:33 種池山荘への登山道

8:08分に冷池山荘を出発して
種池山荘へと下山する。
雨は相変わらず降り続いて
いるが弱くなったり強く
なったりするのでフードを
かぶったり外したりしながら
調節する。途中ひっそりと
岩陰にチシマギキョウが一輪
咲いているのを発見。
9:43 コマクサ
9:47 南峰〜本峰のコル 2633m
このコルの場所にはコマクサ保護の案内板が立っている。ここにトウヤクリンドウの
大きな株がある。他の登山道でこれだけ大きな株を見たことはない。
朝ここを通過した時は5:40分だったのでまだ薄暗かったこともあってコマクサは
一輪と蕾が一輪あるのは気が付いていた。下山時に見ると遠くの方まで見えて咲いて
いて沢山あることがわかってみんな喜んで写真を撮る。
Siさんには先に行ってもらうことにして後続のSaさん親子を待つことにする。
Saさんも喜んで写真を撮る。
9:56 爺ヶ岳南峰の巻道分岐
10:24 種池山荘が見えてきた
爺ヶ岳南峰は巻くことにして巻道へと進む。やがて種池山荘の赤い屋根が見えてくる。
種池山荘が近くなると周りはお花畑が広がる。Saさん親子とのんびりと花を観賞して
いるとSiさんが心配して迎えに来てくれた。
10:29 綿毛のチングルマ
10:31 チングルマの花
10:35 Siさんが心配して迎えに来てくれる
10:36 種池

   ハクサンフウロ
コイワカガミ
10:46 種池山荘にて昼食
種池山荘で自炊室をお借りして
昼食にする。朝が早かったので
ちょうど良い時間かも。
私はAさんからラーメンを
もらっていたので流水麺さんに
作って頂き食べることにする。
11:29 種池山荘を出発
12:05 石ベンチ
12:09 花の登山道
14:37 爺ヶ岳登山口
14:59 扇沢ロッジ到着(宿泊)
柏原新道のモミジ坂の
あたりまで下ってくると
先発隊の子供の声が聞こえて
くる。雨の中遊んでいるようだ。
無事Hiちゃんも危ない所は
Siさんに手をひかれて下山
することが出来た。
途中あの小屋は種池山荘?と
聞かれて振り向くと赤い屋根の
種池山荘が見えている。
登るときはガスの中で全然
見えなかったのだが。
皆と合流して今日の宿である
扇沢ロッジへと向かう。
扇沢ロッジで宿泊の手続きをして3部屋に分かれる。私はSaさん親子と一緒。
お風呂に入りゆっくりして夕飯である。そのあとロビーでHhiちゃんと何年振りかで
卓球をして遊ぶ。本を読んだり男の子はレスリングをしたりして楽しんだ。
それぞれの部屋に引き揚げて就寝。
次の日も雨が降っている。Nuさん親子は特急で帰るので早く出発していった。
SaもAさんの青春18きっぷが1枚残っているので一緒に帰ることになった。
ロッジのバスで扇沢のバスターミナルまで送って頂きちょうど出るバスに乗車。
信濃大町までバスで行き電車に乗車。松本でお弁当とビールを買い込み電車の
中ではずっと飲んでいた。途中駅でSiさんがワインやらビールを買って来て
くれて飲むこと飲むこと。にわか酒場ができてHiママがお酌という場面もあって
楽しい一日でした。天気が良ければ展望は素晴らしいのでいつの日かもう一度
爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳に登りたいなぁと皆思っていることだろう。
             

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