山行日 | 2006年8月12日(土)〜13日(日) |
交 通 | 市川5:01→御茶ノ水乗換5:23→八王子6:35発(松本行き)→高尾駅6:41着→ 甲府8:08着→タクシーで約50分→夜叉人登山口9:17 |
地 域 | 南アルプス |
天 候 | 第1日目(12日)雷雨後晴れ・第2日目(13日)晴れ |
コース | 薬師岳2780m→ 観音岳2840m→ 地蔵岳2784m | タイム | 第1日目:夜叉神峠登山口9:17着〜9:30発→夜叉神峠小屋10:42着〜10:53発→ 杖立峠12:12着〜12:35発(昼食)→山火事跡13:30→苺平14:16→ 南御室小屋14:48着(泊)歩行時間5時間30分 第2日目:南御室小屋6:00発→ガマの岩6:43着〜6:52発→砂払い岳7:16→ 薬師岳小屋7:24→薬師岳7:36〜7:52発→観音岳8:21〜8:33発→ 地蔵岳10:00〜10:15発→鳳凰小屋10:50着〜11:08発→ 五色の滝11:35〜12:15発→白糸の滝12:36〜12:41発→ 南精進滝13:51着〜14:15発ドンドコ沢分岐15:04→ 青木鉱泉16:00着〜17:00発→韮崎駅17:55着歩行時間8時間 |
Menber | Doさん・Yoさん・Yoさん(女性)と私の4人 |
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夜叉人峠登山口出発9:30 標高1380mの登山口に、甲府からタクシーで 約50分ほど登ってくると登山口に到着する。 甲府を出てまもなく雨がポツポツ降り始めた。 心配しながらタクシーで来たが雨はあがり大丈夫 な様である。次々とタクシーであがってくる。 身支度をしてさぁ、出発だ。今日は1200mを登 らなければならない。 Yoさんを先頭にYoさん(女性)そして私、 シンガリはDoさんである。急坂なのでゆっくり 登る事にする。 |
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10:14 黒い小さな蝶 歩き始めてタマガワホトトギス、 ヤマオダマキ、ヤマホタルブクロ フシグロセンノウなど綺麗な花が 咲いているのを見ながらブナ、ミ ズナラの林を登っていく。 |
10:42 夜叉人峠 1770m 夜叉人峠登山口から1時間12分 風の無い登山道を登ってきて明るい 夜叉人峠に到着する。雲は多いなが らも太陽も顔を出し、白根三山が 良く見えている。家族連れが小屋の 周りで遊んでいたりテント場にはテ ントが張られてお花畑が広がっている。 ヤナギラン、クルマユリ、マツムシソウ |
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12:12 杖立て峠 夜叉人峠から1時間19分 周りは樹木ばかりで展望は 全くありません。 12時も過ぎているので昼食 にする事にしました。 風が無いのでとても暑かった 鉄で組んだ三角の道標があり ます。12:36分に食事を終え 出発です。 |
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13:44 岩のゴロゴロした登山道 林道の花やオトギリソウなど 綺麗な花がずっと咲いていますが 雷雨で写真を撮るどころではありません |
14:16 苺平 火事場跡から46分 鉄の三角の道標がたっています。 でも早く小屋に着きたいので 通過する事にします |
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14:48 南御室小屋 苺平から32分 雷雨も大したことも無くて やっと南御室小屋に到着です。 早速受付をして雨具などを 干します。部屋にはストーブが ついています。 |
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15:51 乾〜杯!! 早速缶ビールを買って「お疲れ様でした」 外のテーブルの彼方此方でも飲んでいます。 小屋の周りにはシシウドやトリカブトが 咲いています。トイレは外に簡易トイレの ようなのがいくつもあり、チップ製になって います。雨もあがり良い天気になって外にい ても太陽が暖かいので気持ちがいいです。 |
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5:54 サルオガセ 小屋の前には朝陽を浴びたサルオガセ が沢山ある。 山地の樹木に寄生する地衣植物。 特に亜高山帯の針葉樹林のコメ ツガなどに多い。木の枝から猿の 尾のように垂れているので 「猿の尾がせ」となったとある |
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5:59 さぁ。出発だ!! 4:30位に置きだしてモーニングコーヒーを 頂き5:30少し前に朝食。 今日は良い天気だ。京都から 来た団体さんは早くに出たようだ。 ネパールから来た若者も一緒に いたようだ。いつもニコニコ 笑っていた。私の故郷である 愛媛県の新居浜出身と言う方もいた。 朝食を済ますとお弁当をもらって 6:00に出発する |
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6:00 オトギリソウの群生 小屋の横手から登っていく。 小屋の裏には群生している 花が素晴らしい。小屋の煙突 から煙が立ち昇っている。 いきなり急登を登る事になると 聞いている。ゆっくり行きましょう |
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6:35 おとぎの国のキノコ 急登を上りながら色々な花が咲いている。 ゴゼンタチバナの白い可憐な花がまだ 咲いている。30分余り歩いた所に可愛い おとぎ話に出てくるような赤いキノコが 目に付く。毒キノコだろうがなんて 可愛いキノコだろう! |
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6:43 ガマの岩 南御室小屋から43分 樹林帯の中を行くが風が無く暑い。 40分余り歩いたのでちょうど良い 休憩場所だ。展望があり一休み。 ガマに似ているかな? |
7:08 富士山 再び樹林帯の中へと進んで行く。 やがて明るい場所に着き巨岩が ある砂払岳山頂である。 後には富士山が姿を現している。 |
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7:10 砂払岳 大きな巨岩が立ち並ぶ。 見たいと思っていた タカネビランジの花が 見られるようになってきた。 岩の陰にはコバノコゴメグサ の花が咲き誇っている。→ |
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7:24 薬師小屋 青い屋根の薬師小屋に 到着する。布団が積み 重ねて干してある。 ここは小屋の前を通り 登山道へと歩を進める。 歩道の両脇には色々な 花が咲きホッと心が 和みます。 7:27 ツマトリソウ→ | ![]() |
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7:36 薬師岳山頂 2780m 白砂の登山道を進んでくると 薬師岳に到着です。 北岳が眼前に姿を現しました。 それまでは頂には雲がかかり 少し残念だなと思っていたの ですが薬師岳では雲も取れて 素晴らしい姿です。 若者が軽装で走ってきて写真を 撮って下さいと北岳をバックに カメラに収まりました。 どこまで行くの?と聞くと出来れば 甲斐駒まで行ければ良いと言って 走って行きましたが、凄いの一言 富士登山にも参加していると言う 事でした。山頂は白砂の広い所だ |
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8:09 白砂の登山道を観音岳へ 砂の中から美しいタカネビランジが 彼方此方に咲いていて心和む。 又トウヤクリンドウの姿も見られる。 |
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8:27 観音岳にて北岳をバックに 2840m 巨岩の場所なので交替で 写真を撮っていただく。 |
甲斐駒ケ岳を望む |
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8:36 地蔵だけへの道 岩のゴロゴロした登山道を 地蔵岳へすすみます。 ずっとタカネビランジは登山道に 続いております。 |
8:59 自然のオブジェ 白砂の少し広い平らな所に 涸れた木が横たわっています。 根本は涸れていると思われるのに 青々と先のほうだけ茂っている。 自然の生命力は凄いですねぇ |
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